「データマネジメント・ラジオ」の2回目を公開しました。この番組では、データマネジメント実務者・よしむらさんや、折々にお招きする特別ゲストが、データマネジメントの初心者や学びたい人からのお便りに回答します。今回のゲストは、データ総研 常務取締役の小川康二さん
情報工学を専攻する大学生、ラジオネーム「まんぷく」さんからのお便り
こんにちは。私は現在大学で情報工学を専攻している学生です。将来データエンジニアとして働くことを目指しています。いくつかの悩みがあり、アドバイスをいただければと思います。
- 実際の業務で使われるデータエンジニアリングの技術やツールについて、大学の授業では学べません。具体的なツールを学ぶためのリソースや学習方法を教えてください。
- インターンシップの経験を積みたいのですが、どのような企業やプロジェクトを選べば良いのか、スキルを伸ばせる環境や初心者にも優しい企業を見つけるためのアドバイスをください。
- データエンジニアリングのキャリアパスについて、どのような経験を積むべきか、ご意見をいただきたいです。
- 現役のデータエンジニアの方々が日々の業務で感じるやりがいや困難について教えてください。現場で働く人々の声を聞いて、将来の自分の目標や覚悟を明確にしたいです。
よろしくお願いします。
早い段階から実務経験を積むことが大事
データエンジニアリングの技術やツールについて、よしむらさん、小川さんは「自分でどんどん試してみたら?」とアドバイス。エンジニアは実際に使ってみないとスキルが身につかない。インターンシップの選び方についても、「早いうちからインターンシップに参加しちゃえ!」と。早い段階から実務経験を積むこと、やりたいと思ったらすぐに行動することが大事だと言います。
キャリアパスについて、よしむらさんは、大学生「まんぷく」さんがデータエンジニアを目指すきっかけとなったデータ分析の体験がきっとあったはずと推測。その上で、データエンジニアはインフラ整備が主な仕事であり、環境を整えることに喜びを感じられる人が向いていると。
データエンジニアはビジネスフロントとすごいやりとりする。
よしむらさんはご自身の体験から、データエンジニアのやりがいについて、こうアドバイスしてます。会話を一部抜粋して
いずみ: データエンジニアってインフラを整備する人なんですね。
よしむら:あえてこういう言い方しましたけれども、環境整備する人なんで、分析する人は別でいることが多いです。なので「使ってもらえる人に良い環境を作るってことにやりがいを見出せる人」、裏方です。そこにやりがいを見出せる人じゃないと難しい。
いずみ:吉村さんの前処理に対する楽しさは、どんなところにあります?
よしむら:僕はみんなに使ってもらえる環境を作るのは面白いです。あともう一つ面白いと思っているのは、データって集めるのが重要なんですけれども、集めるために各ビジネスのフロントとすごいやりとりするんですよね。それがすごい面白いですね。例えば営業に使っているツールの「この数字の意味なんですか」って聞いたりとか、この営業さんに「このシステムを作っている会社を紹介してください、データ取り込みたいんで」、みたいなそういうやりとりをするのも好きなんです。
いずみ:裏方だけど決してコミュニケーションしなくていいわけじゃなくてコミュニケーションしながらみんなの望むものを作っていくみたいな。
よしむら:そうですね。
いずみ:なるほどね。
よしむら:実は裏を牛耳って言うのはデータエンジニアですから(笑。
詳細はラジオを聞いてください。小川さんのアドバイスも聞けますよ。パーソナリティ いすみさんの進行で楽しい会話が進んでます。ラジオのコンセプトは、ゆるーく明るく「ゆるあか」です。
そして、お便りやご質問はこちらへドシドシ。待ってます~
コメント