【質問】データを出してくれないです。隣の部署がいろいろ理由をつけてデータを出してくれないです。

データマネジメントの現場で頑張っているや、これから目指す人を応援するラジオ番組は毎週月曜日に更新中です。リスナーさんからのお便りや質問に、データマネジメント実務家が回答する形式です。音声メディアの特性いかして、気軽に聞いてもらえるようにカジュアルな番組を目指してます。番組に届いたのは、次のお便り。

データを出してくれないです。隣の部署がいろいろ理由をつけてデータを出してくれないです。また、わがままですが、可能であれば品質を担保した形でデータを出してほしいです。向こうの部署のやっていることをこちらで把握して品質担保するのは難しいので。いろいろとやり方があるとは思っていますが、可能であれば他の部署でも同じことを繰り返さないように、ルールや制度で出すやり方を考えたいです。データを出す側のインセンティブを含めて考えられる施策を教えてほしいです。”

ーーラジオネーム「とあるしがないデータマネジメント担当者・なかむら」さんより

よしむらさんの回答によると、隣の部署がデータを提供しない理由は、多くの場合、コストとメリットのバランスに関連しているとされている。解決策として、まず協力的な部署と関係を築き、その成功事例を他の部署に広げることが効果的である。また、全社的なデータ共有の重要性を理解し、部門間の共通認識を形成することが必要だ。さらに、データ提供の結果を具体的にフィードバックすることで、相手にとってのメリットを明確にし、自然な協力を引き出すことができる。

1. 口コミの力を活用
協力的な部署と先に関係を築き、そこで得られた成功を他部署に広めることが重要である。成功事例が広がれば、他部署もデータ共有に対して前向きになる可能性が高まる。

2. 共通認識の形成
データ共有の重要性やメリットについて、全社的な理解を促進することが解決のカギである。時には経営層からの支援が必要となることもあり、会社全体のビジョンを共有することが有効である。

3. インセンティブの提供
データ共有の成果をフィードバックし、具体的な結果を示すことで、相手部署にとってのメリットを明示する。共有によって得られる利点が見える形になると、データ提供への抵抗感が減少する。

よしむらさんは、強制ではなく信頼関係を基にした協力体制の構築が重要だと指摘している。相手の立場を理解し、双方に利益があることを強調することで、データ共有が促進されやすくなると強調されている。

回答はラジオをぜひ聞いてみてください。LISTENや、Spotify、Apple podcast、Amazon music に配信してます。 

LISTEN
#5 【質問】データを出してくれないです。隣の部署がいろいろ理由をつけてデータを出してくれない―ラジオネ... リスナーさんからの【質問】に答える回です。 「データを出してくれないです。隣の部署がいろいろ理由をつけてデータを出してくれないです。また、わがままですが、可能で...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次